周辺視とこどもの視野

周辺視野とは、対称物日ピントを合わせた状態で、ぼんやりと見えている周りの部分です。
中心視野とは、ピントが合っている部分です。

視力検査で「視力」を測るときは中心視を使います。中心視についてはまた違う回で触れたいと思います。
中心視はいわゆる「視力の良いところ」です。

それに対して、中心視の周りを周辺視野と言います。人間の両目の視野は左右200度、上下130度と言われています。周辺部は見えているが認識していません。

ちなみに馬の視野はなんと約350°!お尻のあたり以外はすべて見えているということです。
人間が左右に各60~70°首を回せることを考えると、私たちが首を動かして見回せるくらいの範囲を馬は正面を向いたまま見ることができるということですね。

この周辺部を上手く使える人こそが、スポーツにおいて好成績を残すことができます。
なぜか。ボールと自分、敵味方の位置を同時に把握し、素早くパスコースを決めるためには、視野の広さ(周辺視)が必要となるからです。

視野を広く保つためには、一点に焦点を当てながら視野の中にある情報をできるだけたくさん認識できるようにしていくのがポイント。周辺視野が狭いと 運動能力も悪くなります。たとえば、バスケットやサッカーにおいては、フィールド全体を 見渡す能力が低くなり、ボールは見えていても、
それ以外の選手の動きが把握できなかったりするので上手くパスを出すことができなかったり、敵が近づいていることに気付かず、ボールを奪われたり することもあります。

しかし、周辺視野を鍛えることで、視野が広くなり、フィールド全体を使えるプレイヤーに成長することも可能になります。

周辺視野は、年齢とともにどんどん狭くなっていきますが、トレーニングすることで、維持ができます。

又、広範囲のものを意識できるようになるのは5歳頃。周辺視野が広がるのがこの頃です。
ですのでこれ以前に『よく見て』『どこみてるの!』なんて声掛けがあまり意味を成さないことが分かるのではないでしょうか?

周辺視を広げるお家でのトレーニング

「左右のボールを同時にキャッチ」
横に広げた左右それぞれ手にボールを持ち、同時に上に投げてキャッチします。
※ポイントは眼を真っすぐ前に向けること。

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